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Friday, August 18, 2017

価格の自動調整作用

価格の自動調整市場経済では、政府がモノやサービスの値段を全て決めているわけでもないのにある程度うまくいっています。その理由のひとつに価格の自動調整作用があります。

売り手(供給側)は利潤の追求が最大の目的です。買い手(需要側)は基本的にはできるだけ安く買いたいはずです。供給側は値段が高い時にたくさん売ろうとし、需要側は安い時にたくさん買おうとします。この性質によって価格が 適正なポイントに調整されていきます。(詳しくは需要と供給と価格の関係を参照ください)

このように個々は自分のことしか考えていないのに調和が取れていくさまを、経済学者アダム・スミスは「神の見えざる手による調和」と表現しました。彼は、政府は基本的に何もしないことが正解であり、個々の私利私欲の追求が経済を活性化させると主張しました。

社会に不要な(需要のない)財を生産している会社は、運営していくのに十分な価格で売れなくなり、いずれ生産停止に追い込まれます。逆に社会が必要とする(需要のある)財を作っている会社は増産し、その財の新規参入者も増えます。市場では、価格が変化することで資源が適正に配分されていきます。

価格は社会の需給関係を調節し、労働力などの資源を最も適切な割合で分配します。

参考文献-初歩の経済学

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