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Wednesday, June 28, 2017

朝鮮戦争と特需

朝鮮戦争第二次世界大戦で日本が敗北したことで、朝鮮半島は日本による統治を終え、今度は北緯38度線以北をソ連に、以南をアメリカに占領統治されることになりました。

やがて米ソは朝鮮半島の統治を巡って決裂、それぞれの政府を打ち立てます。1948年8月に南朝鮮は大韓民国として独立、9月に北朝鮮は朝鮮民主主義人民共和国として成立し、韓国と北朝鮮は互いに朝鮮半島の主権を主張、その対立を深めていきます。

1950年、北朝鮮が韓国に侵攻し朝鮮戦争が勃発。アメリカ、ソ連、中国の人民解放軍が大きく加わり、この戦争は1953年まで続きました。(正確には現在休戦状態です)

戦火を逃れるために朝鮮半島から日本に流入(密入国)した難民は、推定20~40万人とされ、現在も日本に在留しているとされます。

朝鮮特需

朝鮮戦争に伴って、在朝鮮米軍、在日米軍から日本に発注された物資やサービスのなどの需要を朝鮮特需とよびます。

在日国連軍、外国の関連機関によるものは間接特需とされます。1950~52年までの3年間に生じた特需は10億ドル、55年までの間接特需は36億ドルに達したと言われています。

日本はこの時期に、敗戦によって立ち遅れていた技術を最新のものに更新、アメリカ式の大量生産方式を学びます。産業立国となるための重要なノウハウを作り上げ、特需により雇用を確保し、多くの外貨を獲得しました。

朝鮮戦争は日本の輸出増大を誘発し、日本の産業界の工場生産における転換期のひとつとなりました。また、その後の高度経済成長の基盤になったともいわれています。

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