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Friday, August 18, 2017

失われた10年

就職氷河期バブル崩壊後の1993~2002年までの不況のことを、失われた10年と呼びます。(平成不況とも)

この不況は戦後の日本経済史上最長です。その後の景気回復も本格的な好況にならないまま世界同時不況に巻き込まれてしまったため、20年以上不況が続いているという見方もあります。

1990年代の後半以降、優良企業は有利子負債の圧縮を進めるようになります。

戦後の高度経済成長時には、日本企業は過剰なレバレッジ(自己資本比率が低い)体質だといわれていましたが、この財務体質が根本的に改善されるようになりました。

これらの企業の行動は景気停滞の要因ではあったものの、財務基盤が強化された強力な企業群が形成されるという側面もありました。

しかし企業が採用を削減したことから、世代人口の多い1970年代生まれは深刻な就職難に直面、就職氷河期と呼ばれる時代が続きました。また、不況が長引くとデフレが発生し、賃金は下がり続け、非正規雇用が増加します。

デフレによって、コストパフォーマンスの良い(低価格で高品質)商品を提供する企業が増えたという側面もありました。ユニクロや100円均一、食べ放題などバブル以前にはなかった真新しいサービス・販売方法が確立されていきます。

失われた10年の原因にはバブル崩壊に伴うさまざまな要因がありますが、外的なものに1992年のポンド危機、1994年のメキシコ危機、1997年のアジア通貨危機などがあります。

また、大手金融機関の不良債権処理の先送りによる度重なる破綻は市場に大きなショックを与えました。

破綻した銀行と証券会社

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  • 住宅金融専門会社
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  • 阪和銀行
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