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Monday, April 24, 2017

インセンティブ

インセンティブ経済学で言うインセンティブとは、費用と便益を比較する際の意思決定を変化させる誘因のことです。

たとえばガソリンの価格が上がった場合、低燃費の自動車を購入するインセンティブは高まります。また、ある企業がもしオンライン中心の販売に切り替えたら、その企業はわざわざ立地が良く家賃の高いテナントを借りなくてもよくなります。つまり高いテナントを借りるインセンティブが減少するといえます。

経済学者は個人や企業などの経済主体の選択行動を分析する時、その経済主体が直面しているインセンティブに着目します。選択行動を理解するために、負のインセンティブも含めて最初に明確にする必要があります。

インセンティブに影響を与えるもっとも重要な要素はやはり価格です。ある財の価格が上昇すると、企業はその財の生産量を増やし利益を増やそうとします。逆に、賃金や機械設備などの資源の価格が上昇すると、資源を節約するような生産方法を開発するインセンティブが高まります。

また、大卒者と高卒者で所得に大きな差がある場合、その差に比例するように大学に通うインセンティブが高まるはずです。自動車の安全性が高まれば高まるほど、運転速度を上げるインセンティブが高まり、交通事故の確率が上がる、などのネガティブな例もあります。

参考文献-入門経済学第3版

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